【乳腺炎体験記1】産後1年にもなって乳腺炎になる

息子が丁度1歳の誕生日を迎えた日、私の右おっぱいは赤く腫れていた。乳首に触れると強烈な痛みが生じ、服が擦れるだけで痛い。さらに、触れなくても針を刺すような痛みがある。乳頭がむくみ、母乳バットに押しつぶされた乳頭があらぬ方向にひしゃげていた。

これはいけないと、すぐさま息子に吸ってもらうが、乳頭がめちゃくちゃ痛い。どのくらい痛いかというと、吸われるたびに乳頭にレーザー脱毛のショットを当てられるかのようだ。もちろん最大出力である。齒を食いしばり耐える。息子がおっぱいを欲しがるからあげるのではない、乳腺炎がひどくならないようにあげるのである。自分のためだ、頑張れ自分。

息子もこころなしか機嫌が悪い。むくんだ乳頭ではおっぱい飲みづらいよね、ごめんよ。夫が離乳食をあげてくれたが、好物の納豆以外はほとんど食べなかった。

おっぱいマッサージをしている助産師さんに電話相談すると、エコーで乳腺を見てもらったほうが良いという。すぐに外科に受診する。
エコーで乳腺部分を見てもらい膿んではいないと言われる。 切開にならずにすんで本当に良かった。

思えば、ゴールデンウィーク中も乳腺炎で苦しんだ。やはり、夫の休みは授乳間隔が狂う。

生理がこないから授乳は続けたいが、気持ちが揺らぐ。授乳のたびにめちゃくちゃ痛い。